デザインだけではなく機能性や耐久性も高い
その手洗器は『Hudor Faucet』というもので、デザインはドイツの航空機や船のデザイン経験があるFraser Leid氏が務めている。
『Hudor Faucet』の詳しい仕組みを説明しよう。
まず一度輪の中に手を入れれば、センサーが反応しリキッドソープが手に噴き付けられる。そこから一定の時間が経過すれば上の画像のように水が噴射されるので、その水でリキッドソープを洗いながすという流れになっている。
ここまでは通常の機械式の手洗器と似ているが、『Hudor Faucet』は細菌消毒ができるブラックライトを備えており、水が止まった後さらに消毒の処置が施されるのでより清潔に手を洗う事ができるという。
メインの素材にはカーボンを使用しており、従来の洗面器を上回る耐水性を誇る。さらに透明の輪の部分にはアルミニウムと強化ガラスを組み合わせているので、耐久性も高い「ドイツらしい造り」となっている。
将来の手洗器はリング型がメインになるかも
この『Hudor Faucet』は『Audi』のロゴにヒントを得てリング状のデザインを採用したというが、デザインの説明などを見る限り手洗器にリング型のデザインは非常にマッチしていると考えられる。
最近ではバーのような形状の手洗器が多くなっているが、将来はリング型のものも多くなってくるかもしれない。
『Hudor Faucet』は現在コンセプトモデルのみとなっており、製品化などの予定は無い。
しかし多くの企業が興味を示しているようなので、一度製品化された実物を見てみたいところだ。
【関連記事】
※ ウイルスが蔓延する季節、スマホは充電しながら除菌もしておきたい
※ 柔らかいものを3Dプリンターで作りたい!フェルトで立体をつくる試み
※ 見た目はおもちゃ!? でも能力は特殊部隊並みの小型スパイドローン「Bug Drone」
※ 6歳の子たちによるソーシャルアクション「いっぱい手を振って!」
【参考・画像】
※ http://www.tuvie.com/hudor-
- 1
- 2