4~5年ほど前は、プログラミングなど専門知識がないとできなかったスマホのアプリ作り。それがなんと、小さい子供でも親御さんと一緒に楽しく作れてしまうという教材用アプリが登場した『JointApps(ジョイント・アップス)』がそれだ。
IT関連やデジタルコンテンツの人材育成スクールを手掛ける『デジタルハリウッド』が主宰、『三幸システム』や『ウィズテクノロジー』、WEBデザイナーの栗原靖氏らと構成する『JointApps』アソシエーションで開発・運営しているのがこのアプリ。
実はこれ、子供にアプリ作りを教えるためのワークショップを実施したい団体や学校・企業向けに作られたもので、しかも無償配布! という、すごく太っ腹な教材なのだ。
ブラウザアプリでブロックを繋げばOK
使い方はとても簡単で、まずはPCやタブレットで公式サイトのブラウザアプリ『ブロックエディタ』へアクセス。動作やアイテムなど、プログラムが組み込まれたブロックを配置して繋げるなど、たったの4ステップではいできあがり。
作ったアプリは、タブレットの場合はそのまま動かすことができるし、スマホの場合はプレーヤーアプリ『JointApps』をインストールすれば、利用することが可能。これなら、プログラミング音痴のお父さんでも大丈夫、子供と楽しくアプリ作りができるのだ。
作れるアプリは、カメラアプリや地図アプリ(iOS用は夏頃対応)など。スマホの対応OSは、iOS用(iOS5・iPad2以降)とAndroid用の両方があるから、ワークショップをやる場合に、わざわざスマホやタブレットを用意する必要もなし。親御さんが持っているもので十分できてしまうのだ。
夏休みツアーなども実施
運営している『デジタルハリウッド』では、今年の夏休み向けに、野外キャンプとアプリ作りをジョイントしたツアーなどを企画。また、子ども向けIT×ものづくり教室「Qremo(クレモ)」と共同で、『はじめてのアプリ開発』という講座なども開設する。
夏休みは、子供と一緒にアプリ作りを楽しむ……そんな休暇も乙かもしれない。
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