海外メーカーだけではなく、今や国内のメーカーまで多数のラインナップを揃えている“アクションカメラ”。
そのアクションカメラの火付け役となった『GoPro』より『GoPro HERO4 Session』という新モデルが発表され、最小と最軽量記録を更新したのではないかと話題になっている。
デザインを一新し“防水性”と“耐久性”を強化
これまでの『GoPro』は小さなのデジカメのようなデザインが多かったが、今回の新モデルではカメラのレンズ以外を削ぎ落としてしまったかのようなフォルムで、本当にこれだけで撮影できるのか疑わしいほどの小ささに仕上がっている。
見た目だけではなく防水性と耐久性も強化されており、水深10mまでの防水となったほか、排水機構付きの内蔵マイクがついているので水中でも高音質の動画が撮影できるという。
動画撮影ではフルHDまで対応しており、これまでの『GoPro』の動画機能も受け継ぐ形となっている。
静止画の撮影ではシングルモードのほかに1秒間で10コマの撮影が可能なバーストモード、さらには撮影の間隔を設定できるタイムラプスモードが使用できるようになった。
アクションカメラの小型化が生むメリット
今回発表された『GoPro HERO4 Session』は“小型化”というポイントに重点を置いているが、そのことによりどのようなメリットが生まれるのだろうか?
アクションカメラをつけて撮影するタイミングはほとんどがスポーツなどの体を動かしている場面なので、環境によっては少しの重さやバランスの悪化が怪我や事故に繫がってしまう。
そういった事故を防ぐためにも“軽さ”という点は重要で、今後はこのモデルのように“機能性重視”ではなく必要な機能以外を省いたものが多くなっていくのではないだろうか。
この「GoPro HERO4 Session」の日本での発売時期は7月中旬が予定されており、価格は5万2,000円(税別)。
アクションカメラの重さで思うように動けなかったという人には、このモデルがピッタリかもしれない。
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