そしてもう一つ、『Lumos』にはヘッドライトが付いているが、これは前方を照らすと言うよりは、自分の存在を発見されやすくするためのライトだ。
『Lumos』のブレーキランプも、通常は点滅してサイクリストの存在を後方から認識されやすいようにしている。
しかしブレーキをかけて減速すると、加速度センサーが反応してブレーキランプを点灯に変えて、後続車に停止することを知らせる。
より周囲から認識されやすいサイクリストになるヘルメット
『Lumos』にはヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプが搭載されているが、実にスマートにデザインされているので、ゴテゴテした感じは無い。
充電はMicro USBで行える。一度充電すると、約2.5時間連続稼働するが、街中を走行するには十分な持続時間だ。
また、防水仕様なので突然の雨でも問題は無いというのが心強い。
『Lumos』のサイズはミディアム(54~59cm)とラージ(58~62cm)がある。重量は410gとバッテリーを積んでいる分なのか、通常のヘルメットよりも若干重めだ。
色はCharcoal BlacklとPearl Whiteの2色が用意されている。
自転車の安全は、何より周りから認識されやすいことであろうから、自転車側に手を加えなくてもヘルメットによって認識されやすくなる『Lumos』は、非常に手軽だが重要な役目を果たしてくれそうだ。
既に資金調達は成功しているので、製品化を待つばかりとなる。
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【参考・画像】
※ Lumos – A Next Generation Bicycle Helmet by Lumos Helmet – Kickstarter
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