スタートメニュー復活
Windows 8で最も批判されたのが、スタートアップメニューが無くなったことだった。あまりにスマートフォンやタブレット端末にすり寄り過ぎたのだ。
私も含めて多くのPCユーザーは、ああWindows 7の方がとっても素敵だったと嘆いたのだった。それがWindows 10では少々形は変わったものの復活する。なにやらWindows 8が混ざったようなこってりした状態ではあるが、スタートアップメニューが復活したことは喜ばしい。
新しいWebブラウザー「Edge」
Windows 10ではインターネットブラウザに変更がある。名前は『Edge』になる。
これは業界初の機能らしいが、ブラウザー上でメモを書き込んだりハイライトさせたりできるという。面白くて便利かもしれない。
また、記事を後で読めるように保存する機能もある。
ただ、『Edge』は下位互換などは考慮されていないらしく、『ActiveX』や『VBScript』などにも対応していないらしいので、従来のブラウザ環境を使う人の為に、Internet Explorer 11 も併用できるようだ。もっとも筆者は現在、Google Chromeユーザーだが。
仮想デスクトップで複数の作業をこなす
もう一つ仕事で便利になりそうな機能が、仮想デスクトップだ。今でも頻繁に(癖のように)[Alt]+[Tab]を使ってアプリの切り替えを行っている筆者なので、仮想デスクトップには興味がある。
例えば一つのデスクトップで既にいくつかのアプリ、例えばブラウザとテキストエディタを開いて原稿を作成しているときに、もう一つのデスクトップを用意してExcelとグラフィックソフトでグラフの編集をするなどといった使い方ができるかもしれない。
[Alt]+[Tab]とどちらが便利かはある程度使い込んでみないと分からないが。
生体認証
Windows 10には生体認証機能『Windows Hello』が搭載される。認証対象は顔や虹彩、指紋などだ。つまり、いちいちパスワードを入力しなくても、たとえば顔をカメラに向けるだけでログインできるようになる。
この顔認証だが、赤外線センサーを搭載したカメラを使用するため、顔の立体情報も認識しているようだ。つまり、顔写真をかざしただけではログインできない。また、暗いところでも問題無いようだ。