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「我々生命は宇宙からやってきたかもしれない・・・」それを確かめる実験の結果がでた

たんぽぽ計画

研究グループ代表は東京薬科大教授(極限環境生物学)の山岸明彦氏だ。JAXAを始め大学など国内の26機関が参加しているという。

こちらは5月26日に、ISSの日本実験棟『きぼう』の船外施設に特殊な装置を設置して実験を開始している。

装置には、エアロゲルと呼ばれる板状の特殊なシリカゲルが使われている。ここに宇宙を浮遊していれば秒速数キロから十数キロで衝突してくる微生物の衝撃を、和らげながら捕らえるのだ。

『たんぽぽ計画』では、上記実験に平行して、地球から持ち込んだ微生物を宇宙空間に直接曝す暴露実験も行われる。宇宙空間で生き延びる微生物の存在をこちらでも確認しようというのだ。

 

生命の起源は明らかになるか

地球の生命の起源を宇宙に求めるパンスペルミア説にはいくつかのバリエーションがある。ロシアが実験した隕石に生命が乗ってくるタイプは、『弾丸パンスペルミア』や『岩石パンスペルミア』と呼ばれる。

いや、微生物は隕石などに頼らなくても、160ナノメートル程度のサイズであれば、恒星からの光の圧力で宇宙空間を移動することができる、という『光パンスペルミア』もある。

以上はいずれにせよ、宇宙空間の過酷な環境を生き延びなければならないが、もう一つ変わったバリエーションがある。それは、『意図的パンスペルミア』というオカルトチックな仮説だ。

これは、遙か昔に、地球外の知的生命体が、生命の種をまいたとする説だ。もう、ここまで来ると、妄想としか言えなさそうだが、生命を構成する元素や遺伝暗号の仕組みに根拠があるとする仮説なのだ。

これらの壮大な生命の起源の探求は、いつか真実を明らかにすることができるのだろうか。

 

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【参考・画像】

※ PLOS ONE: Spore-Forming Thermophilic Bacterium within Artificial Meteorite Survives Entry into the Earth’s Atmosphere on FOTON-M4 Satellite Landing Module

※ More Evidence Life Could Have Come From Beyond | Popular Science

※ たんぽぽ計画

※ パンスペルミア説 – Wikipedia