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世界規模で加速する次世代環境車の波・・・欧州のCO2排出規制で「PHV」の存在感が増してきた

メルセデス、BMW、アウディがPHVを積極投入

昨夏にはメルセデスベンツが同社初となるPHV『S500 PHV』を発表。

大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載、フル充電まで200V電源で約4時間、モーターのみでのEV走行は33kmとなっており、日本には11月に『S550 PHV ロング』のネーミングで導入されている。

また今年1月には新型CクラスをPHV化した『C350 PHV』をデトロイトショーで発表。

Mercedes_Benz_C350_PHV

1.5-2.0時間という短時間での充電が可能となっており、『S500 PHV』と同等のEV走行が可能で、このモデルも日本導入を間近に控えている。

一方のBMWは既に日本にも導入済みのPHV『i8』に続き、今年3月の上海モーターショーで『X5』のPHV版となる『xDrive40e』を発表。

5月には3シリーズのPHV版『330e』(EV走行35km)を、そして6月には新型7シリーズのPHV版『740e』(EV走行40km)の存在を明かしており、他にも『X1』や『MINI クラブマン』などのPHV版も続々とスタンバイしているようだ。

BMW-X5_xDrive40e

アウディの『A3 e-tron』はターボチャージャー付きエンジンを備え、最長50kmのEV走行が可能。このように欧州勢がPHVモデルを相次いで発表する背景には2021年に迫る“CO2排出規制”がある。

この排出規制はかなり厳しく、これまでは1kmあたりのCO2排出量は140g以下とされていたが、2021年以降販売される新車は95g以下と30%以上低い数値が義務付けられている。

このため欧州の自動車各社はガソリン車以上に、PHVモデルの研究開発に積極的になっているのだ。