『Go Pro』のようなウェアラブルカメラやドローンを使った空撮など、ここ数年でカメラの種類や撮影方法は非常に豊富になっている。
最近ではスマートフォンのカメラを高性能化させるアイテムなどが流行っているが、海外ではまた新たなタイプのカメラが話題となっていることはご存知だろうか?
セキュリティだけではなく、ウェアラブルカメラとしての機能も充実
そのアイテムとは『EDDIE』という“持ち運びできる高機能セキュリティカメラ”で、現在クラウドファンディングサイトの『Indiegogo』にて出資を募っている。

まずこの『EDDIE』の一番のアピールポイントはその“コンパクトさ”にあるだろう。
付属のアイテムを使用すればキーチェーンに付けて持ち運べたり、固定し監視カメラとして使用したり、車のミラー部分に着用できたりと様々な使用方法が可能になる。

中でも驚きなのがこのサングラスに付けるという方法で、セキュリティカメラとしてでけではなく旅先の映像を記録したり、スポーツ中の映像を録画したりといった、ウェアラブルカメラ顔負けの機能も使用することができる。

内部にはカメラや基盤、バッテリーなどが内蔵されており、これ一台でスマートフォンなどのデバイスに映像を送信したり記録したりする事が可能となる。
本体には他にも防水機能や動きを検出して録画を自動で開始するモーションセンサー、付けている人の現在地などがわかるGPS機能などが付いており、詳しい操作はユーザーのスマートフォンでアプリを介してコントロールというする仕組みとなっている。
セキュリティカメラを持ち運ぶメリット
本来“防犯カメラ”と聞くと、住宅や施設に固定されているイメージしか浮かばないが、持ち運ぶことにより様々なメリットが生まれてくるだろう。
例えば、家にいるときは玄関に付けて、外出するときはドライブレコーダーとして使用したり、子どもに持たせて登下校時の安全を確認したりと、人によって非常に多くの使い方ができるのでウェアラブルカメラなどに続くヒット製品になる可能性も充分に秘めている。
この『EDDIE』は現在目標額の40倍以上の出資を得ており、製品化はほぼ確実と言えるだろう。
大規模な流通も期待できるような進行状況なので、日本でも『EDDIE』が使用できる日はそう遠くないのかもしれない。
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【参考・画像】
※ Eddie-All In One Security Cam – Indiegogo
※ wavebreakmedia / PIXTA(ピクスタ)