原子力発電を行う以上、発電設備のメンテナンスは重要な作業になるが、その中でも炉心の格納容器内のメンテは最重要だ。
しかし、格納容器内のメンテを人が行うには危険が伴うだけで無く、費用も時間もかかる。
だったら機械にやらせれば良いではないか、ということになるのだが、案外この分野は進んでいなかったようだ。
そこでGE Hitachi Nuclear Energy社が、容器内を検査し、洗浄まで行う遠隔操作型ロボット『Stinger』を開発した。
『Stinger』は、格納容器内を遊泳しながら、検査とクリーニングを行う。

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