ソフトバンクの『Pepper』などロボットが日常の生活の中に入り込んできた。一方で人とふれあうロボットに「何が出来るのか」という点においては、いまいちピンときていない人も多いのではないだろうか。
そこで今回は、機能をあえて絞ることで活路を見出すロボットに焦点を絞りたいと思う。

そのロボットの名前は『MEEBO』という。世界初の園児見守りロボットだ。いったいどんなことが出来るのだろうか。
園児から危険を取り除く
『MEEBO』は、幼稚園や保育園の活用での機能に徹底的に絞られている。
たとえば検温機能。サーモグラフィーを使うことによって、園児の体温を見抜き保母さんに教えてくれる。赤外線カメラなので非接触で園児の体温を検知することが可能だ。『MEEBO』が「○○くん、熱があるみたい」しゃべることによって保母さんに教えてくれる。スマートフォンを使うことでも検知が可能だ。

また地震速報メディアとも提携しているので、園児達にいち早く地震がくることも教えてくれる。保母さんでは手の回らない範囲までしっかりとサポートしてくれる訳だ。
また現在開発中ではあるものの、アレルギーチェックなども機能として搭載される予定。献立情報からアレルギー除去食の確認もできる予定だ。
家族との絆を深める
本体には高機能なカメラが搭載されている。園内での集合写真も『MEEBO』が自動撮影。撮影機能の中に表情認識機能がついているので、「もっと笑って!」と『MEEBO』が促してくれる。

撮影した写真は、WiFiを通じて家族にすぐに伝えることが可能だ。両親が共働きで、なかなか園内の様子が分からない親御さんも、助かる機能ではないだろうか。
遊びもサポート
さらに、音楽に合わせてダンスもできる。園児にとっての人気者にもなりそうだ。
また、今後は園児向けのクイズや、絵本の読み聞かせなども実装されていく予定とのこと。園児がロボットとふれあうことで、子ども達がどのように成長していくのかも楽しみな所である。
『MEEBO』の価格は月々9,800円。現在は初回ロット限定で3ヶ月の無料レンタル実施中。自分の子どもとロボットをふれあいさせたいのであれば、通っている幼稚園や保育園にかけあってみてはいかがだろうか。
【参考・画像】
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