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アディダスが人気ランニングアプリ「Runtastic」の買収を発表、技術革新はあるのか?

既存の利用者に大きな影響はない?

この手のランニングアプリは、必ずしも必要なものではない。しかし、日々記録することでモチベーションが上がるのは事実だ。運動を始めようという意識は高まるし、継続、再開もしやすくなるだろう。

しかも、『Apple Watch』をはじめとするウェアラブルデバイス(フィットネストラッカー)とスマートフォンとの連動で、この手のランニングアプリやフィットネスアプリは、今まさに隆盛を極めている。市場も拡大していることだろう。

Runtastic 01

『Runtastic』がアディダスグループに加入したことは、Runtastic社のブログで、CEOのFlorian氏が書いているのだが、実際のところ、ユーザーにとっては大きな変化が起こるものではないという。ただし、開発者にとって環境が向上するのは事実のようで、更なるアプリ開発が期待できるようだ。

Runtastic メンバー

とはいえ、ランニングアプリに、今後技術革新の余地があるのかどうかはちょっと疑問だ。実は、現時点で既に機能としては、飽和しているのではないかと思われるからだ。

 

今後の技術革新はあるのか?

筆者もランニングが趣味なので、ランニングアプリを愛用している。使い始めたのはもう2年以上前だが、その際は「ペースの読み上げが日本語であること」、「電池の消費量が多くないこと」、「信号待ちのときに自動停止する機能があること」などといった要素を調べてランニングアプリをチョイスしたと記憶している。

当時はまだiPhoneに『Nike+iPod』というランニングアプリが標準搭載されていたが、それは選ばなかった。結局、当記事で紹介している『Runtastic』でもなく『Runmeter』というアプリを使用している。

その結果、走行距離とタイムが記録できれば、それ以上の機能は本質的ではないし、それ以外の機能を盛り込む余地もあまりない、というのが筆者の感想だ。あとはせいぜい心拍数の記録くらいだろう。

一方で、個人的にはちょっと“余計なお世話”のような気もするのだが、この手のランニングアプリはとにかく“フルマラソン”を目標にさせたいらしい(そのほうが目標としてわかりやすいからだろう)。

“フルマラソン”を目標にするには、それなりの練習方法があるため、そのプログラムをガイドしてくれる機能の違いは、アプリを選ぶ際の指標にはなるだろう。

今後、この手のランニング系アプリに技術革新は起こるのか? 起こるとしたらどんな方向性のものなのか?(果たしてそれは本当に有用なものなのか?) ちょっと疑問に思いつつも、想像がつかないだけに、楽しみではある。

 

【参考・画像】

※ Runtastic Joins The Adidas Group – Runtastic Blog

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