ビデオカメラを持ってはみたいものの、動画を編集するスキルやソフトウェアが無くて、なかなかうまく使いこなせていないという方はいらっしゃるのではないだろうか。
『graava』は、そんな動画の悩みを抱えているユーザーにはうってつけのビデオカメラだ。
AIがカメラの撮影を進化させる
このカメラは組み込まれているセンサー(位置情報や速度、加速度や回転状況)を使って、動画の編集を自動的に行うビデオカメラなのだ。
カメラに搭載されているAIが運動情報と加速度情報を読み取ることによって、撮影した映像から最高のシーンを選択し、記録される仕掛けとなっている。
このことによって、たとえば3時間の撮影を2分のクリップにまとめるといったことを自動で行ってくれる。
フルHDに対応(1,080ピクセルで30fps、720ピクセルで60fps)。滑らかな映像が楽しめるだろう。また、iPhoneなどには標準搭載されているタイムラプス機能は4Kの解像度にも対応している。
また無線LANも搭載しており、スマートフォンとのペアリングも可能だ。専用アプリはiOS、Androidどちらにも対応し、動画に音楽をつけたり、あるいはSNSへのシェアなどが容易に行えるようになっている。
ライフログカメラとしても利用可能か
さらに、IPコードなどは明らかになっていないものの、水しぶきや雨、ほこりなどの防水防塵設計となっている。
本体の周りには、ゴムパーツがあしらわれ落下などにも強いことがうかがえる。
オプションで自転車やヘルメットに着けることができるフレキシブルマウントも販売。趣味である運動を記録することにも良いだろう。
このようなウェアラブルパーツを使うことによって、ライフログ的に使うこともできるだろう。
1日中装着・撮影しておけば、アルゴリズムがその日にあったイベントを記録し、1日のダイジェスト映像を作ることも可能だと考えられる。また、ドライブレコーダーとして用いれば、不意の事故の際に記録としてしっかり残ることだろう。
撮影者次第で、様々な使い方が可能になるビデオカメラ。現在はプレーオーダー受付中で、本体は269ドル(別途送料)。オプションのマウントなどは後日発売予定とのこと。
これまでと違ったビデオカメラを楽しみたい方はいかがだろうか。
【参考・画像】
※ graava
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