以前、『FUTURUS』でもご紹介した『mDrawBot』という自動描画ロボットはご存知だろうか?
パソコンがあれば、だれでも簡単にデザインを書き込める4つの形態をもったロボットで、海外のクラウドファンディングサイトにて出資を募集していたが、好評につき日本へ展開されることも決定したようだ。
応用パックやbluetoothモジュールも追加
今回『mDrawBot』が展開されるのは、日本のクラウドファンディングサイト『Makuake』となっている。
『mDrawBot』の全4タイプの機能を簡単におさらいしよう。
『mSpider』は壁などの垂直面を這うように描画ができ、『mScara』は平らな面が専用でレーザーの装備も可能だ。『mEggBot』は球体専用の形態で、『mCar』は車型ロボットの走る軌道をそのまま絵にすることができる。
この4つのロボットを専用ソフトでコントロールすることで、好きなデザインを好きな場所に描画できるという仕組みになっている。
また今回は、『mDrawBot』の応用パックやbluetoothモジュールパックも出資者に提供され、プラモデルを組み立てるような要領でオリジナルの機能を追加することも可能になっているようだ。
『mDrawBot』プロジェクトの出資状況
『mDrawBot』は初めにアメリカの大手出資募集サイト『Kickstarter』で資金を募り、規模を拡大するために日本のクラウドファンディングサイトに上陸した。
現在は目標額の2倍近くの出資を得ており、既に日本への展開で成功を収めつつあると言えるだろう。
出資金は新製品の開発に充てられるということなので、Makeblockの『mDrawBot』以外の発明にも注目したいところだ。
【参考・画像】
※ Makeblockのお絵描きロボット「mDrawBot」が日本に上陸!
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