子育てをするメンズ、イクメン。仕事と子育てを両立する男性が増えている。そんなイクメンは子育てグッズにもこだわるが、中でも注目なのが子供を運ぶ装備、だっこ紐やベビーカーだ。ベビーカーとは子供が最初に触れる乗り物といっても過言ではない。このベビーカーにハイテクの波が押し寄せている。

究極の乗り心地、ジャイロスコープ内蔵
ベビーカー(ストローラー)で問題なのはその乗り心地の悪さだ。ショッピングモールの通路のようにフラットな路面ならどんなストローラーでも問題はないが、段差だらけの歩道ではガツガツとホイールがぶつかり乗り心地は最悪。ひどいときには前転してしまうことすらある。
これを解決するためにホイールを大きくしたバギータイプのストローラーが流行しているが、それでも段差を越えるとその衝撃は子供に伝わってしまう。

大きなホイールとロングストロークのサスペンションを採用したジャイロスコープ内蔵ストローラーであれば、外からの衝撃はもちろん、地面が傾いたとしても常に水平を保ってくれる。寝た子を決して起こさないため、多忙なイクメンには朗報だ。
UVカットキャノピーとベンチレーション
ストローラーで移動中気になるのが天候の変化。UVカット機能をもつキャノピーが装備されているので、直射日光や雨から子供を守ってくれる。また中が快適になるようベンチレーション機能も装備されているので、蒸し焼きになることもない。
もちろんおしめや飲み物など手荷物を入れるスペースも確保されており、手ぶらでストローラーを押せるのは楽だ。
現在はまだコンセプト段階であるが、スマートなストローラーの出現がさらにイクメンを拡大させるに違いない。
【参考・画像】
※ Baby’s safe day out – YANKO DESIGN
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