
私は字が汚い。自分で書いたメモでも3日以上してから読み返そうとすると、あまりの汚さに読めず情けなくなることが多い。だから、万年筆などで、さらさらと綺麗な字を書ける“デキるオトナ”を見ると、羨望の眼差しになってしまう。
さて、万年筆といえば『モンブラン』だ。1906年にドイツのハンブルクで創業した老舗ブランドだが、今では筆記具だけに留まらず、鞄や腕時計なども手がけるようになっており、伝統ある万年筆にも新たな価値を加える必要があるので、様々な試みを行っている。
新しいところでは、東日本大震災の津波に耐えた『奇跡の一本松』の枝から素晴らしい万年筆を作ってみせて、今年の3月から発売された。