
『里山資本主義』(角川書店:藻谷浩介・NHK広島取材班共著)という本が、2013年にベストセラーになり、『里山資本主義』という言葉自体も流行した。
これは、金の循環が全てである“マネー資本主義”のサブシステムを、一人当たりの自然エネルギー量が大きな地域に構築しておいたらどうか、という提案だ。
そして、地域の衰退や少子化といった課題も、解決する可能性があるとしている。
この『里山資本主義』は、多くの人たちに絶賛された一方、不都合な事実が隠されているとの批判も多く出た。
そのように、賛否両論で盛り上がった『里山資本主義』を支えているひとつが、木質バイオマスの利用だ。
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