
企業が、再生可能エネルギーを使って、環境に配慮した経済活動をしたくても、独自で風力発電したり、太陽光発電することは困難だ。
そんなときに利用できるのが『グリーン電力証書システム』という仕組みだ。
『グリーン電力証書』を購入した企業が、間接的に再生可能エネルギーの発電者を援助したことになるため、自らもCO2削減などの、環境負荷軽減に貢献したことになるという仕組みだ。
例えば、9月3日に株式会社リコーは、ジャパンラグビー トップリーグ『プレシーズンリーグ2015』のリコー戦3試合の内、キヤノンイーグルス戦のナイトゲームの電力を、グリーン電力で賄うと発表した。
しかしこれは、同ゲームで使われる電力が、直接に太陽光発電や風力発電で賄われることを意味していない。
それが、『グリーン電力証書システム』だ。
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