IT/テック

廃棄食料を減らせ!期限切れ迫る「スーパーの割引商品」データ共有アプリ登場

社会問題を解決するだけでなく、ユーザーもハッピーに

『Froodly』のサービスはシンプルで、コントリビューターと呼ばれるユーザーが、このスーパーで賞味期限が近くなった割引商品の写真を撮り、サービスにアップロードする。それを見たユーザーが割引商品を買いに行くというものだ。

コントリビューターは、無償でアップするわけではなく、写真をアップすることでポイントがもらえ、このポイントを集めることで、割引商品を更に10%引きで購入できるクーポンなど、お得な特典を享受できるというメリットがある。ユーザーだけでサービスが回る画期的な仕組みというわけだ。

クーポンを発行するスーパー側としても、食品の廃棄量が減ってくれれば、それにかけていた処分費用が減り、廃棄直前の商品に多少の割引をしてもむしろメリットがあるというわけだ。

ユーザーにも店舗側にも、そして環境にもメリットのある、“三方よし”で皆が幸せになるサービスなのである。

Earth Day Embrace
source:Steve Jurvetson / Flickr