意外と邪魔な牽引車両を透明化
ランドローバーが提案した“透明な牽引車”とは、まさにその光学迷彩の応用だ。通常であれば、バックミラーやサイドミラーには牽引車が大きく映し出されてしまうところを、トレーラーに取り付けたワイヤレスカメラと液晶ディスプレイを組み合わせることで、まるで“牽引車がなかったか”のように、背面を確認することができる。
死角がなくなることで、より安全、安心して大きなトレーラーを牽引することができる。大きなパワーをもつランドローバーならではの、斬新な視点だ。
このような光学迷彩が進めば、足元やドアも透明化して、まるで空を飛んでいるかのように運転する日が来るかもしれない。ちょっと足元がスースーする気もするが、一度は体験してみたいものだ。
【参考・動画】
※ Land Rover reveals Transparent Trailer and Cargo Sense Technology – YouTube
【画像】
※ blurAZ / Shutterstock
【関連記事】
※ 【2020年以降の未来予想】10年後の自動車はどうなっているのか
※ 太陽光発電パネルを「透明」にしてみたら可能性がグンと拡がった
※ 安全なカーライフを目指して!高性能センサーで路面に潜む危険を検出する新技術
- 1
- 2