
あの安部首相も唸った、という。それは電気自動車界にイノベーションを起こし続けている、テスラの最新モデル、デュアルモーター搭載、『モデルSデュアルモーター85パフォーマンス(P85D)』のことだ。
0-100km/h加速を、なんとスーパーカー並みの3.3秒でこなすため、その加速Gは強烈。今年4月の米国訪問の際に、イーロン・マスク氏のドライブで『P85D』に試乗した安部首相だが、その加速Gに「ジェットコースターのようだった」と感想をもらしたほどだ。

デュアル・モーターによる4WD
テスラ『モデルS P85D』の特徴は、前後それぞれ別にモーターを搭載、4WD化したことにある。
コンベンショナルなエンジンの4WDはエンジン出力を四輪に分岐、伝達することで行うのが通常だが、ピュアな電気自動車であるテスラ『モデルS』の場合は独立した2つのモーターはそれぞれを前軸、後軸に分けて駆動する。エンジンでもツインエンジンがないことはなかったが、前後のエンジンの同調を取るのが難しく実用的ではない。
しかし、モーターであれば完全に回転を制御できるため、このような芸当が可能なのだ。
鮮烈な体験を試乗で
この『モデルS P85D』の試乗が東京、大阪のテスラ・ショールームで可能だ。インターネットによる事前予約を受け付けており、学生、運転免許歴2年未満であっても、安部首相のように同乗席での体験が可能だ。また、後部座席に3名まで同乗者を乗せることができるため、家族や友人を連れて試乗するのもよいだろう。
なお筆者は5名乗車でテスラ『モデルS(シングルモーター)』を試乗したことがあるが、それでも十分以上の加速力に驚いたものだ。デュアルモーターであれば、その驚きも倍になるかもしれない。
(試乗予約サイト)
※ 東京
http://my.teslamotors.com/jp/event/aoyama
※ 大阪
http://my.teslamotors.com/jp/event/shinsaibashi
【参考・画像】
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