「スマートモビリティ」実現のための実験
そもそも、トヨタとパーク24が行っている実証実験とは何か? これは、最近よく耳にする『スマートモビリティ』検証のためのものだ。
都市や自然の環境を配慮しつつ、渋滞低減など効率的な交通手段やシステムを示す言葉が『スマートモビリティ』。

2社が行っていたのは、その実験の一環として、都市の移動にエコで省スペースのパーソナルモビリティ(1人乗り超小型EV)を利用、ワンウエイ(乗り捨て)や近距離用途の需要などについて検証するためのものだ。
要は、都市内をクルマの代わりに小型のEVで移動すれば、排ガスが出ないから環境にやさしく、小型なので渋滞も軽減されるという考え方の実証実験だ。
特に、電車などの交通網が発達している東京をはじめとする大都市圏では、単なる人の移動でクルマが必要な状況は少なくなってきている。
必要な場合でも、小型EVなら自転車と比べ雨でも濡れない。また、シェアリングなら、個々で車両を所有する必要がないため、高額な駐車場代が不要(お財布にやさしい)。結構いいことが多いのだ。
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