※前回の記事
【人類と蚊・前編】最新テクノロジーで蚊を迎撃する
https://nge.jp/2015/10/07/post-118995

前回お伝えした「人類と蚊の戦い」は、先進国の最先端テクノロジーを動員したやり方でのものだ。
だが現実問題として、蚊が運ぶ感染病に悩まされているのは先進国の国民ではなく、新興国や発展途上国の国民だ。
例えば『デング熱』は日本では“珍しい病気”で済まされ、去年の流行の際にも死者は出なかった。
我が国は国民皆保険制度があり、低負担での診察や薬の処方を受けられるからだ。もちろん、そのような国は地球上でも恵まれている数少ない中の一つである。
そのような制度がない国では、『デング熱』や『マラリア』は死を呼ぶ病だ。だからこそ、蚊は他のどの生物よりも恐れられている。
そのような国にオフィスを構える防虫用品企業は、大変な責任を背負っているのだ。
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