全車エアサス仕様で車高の上下可能、自動操舵も
時速35km以下の低速走行時にセンター・コンソールのボタン操作で車高を+20mmアップ可能、悪路、段差、傾斜路でのロードクリアランスに配慮している。
また高速走行時やドライビング・パフォーマンス・コントロールでスポーツ・モードを選択した場合には車高が10mm下がり、優れた走行安定性を実現する。
安全面では『ドライビング・アシスト・プラス』を全車標準装備、車線と前方車両を検知して自動操舵を行う“自動運転”を部分実現した。

インテリアではアンビエント・ライトが落ち着いた室内空間を演出する。
細かい心配りではフロント・アームレスト内のソケットにスマート・フォンやキーを挟むことで、『ワイヤレス充電』が可能となっている。

納車は来年1月開始、その後はPHVもラインナップに?
車両価格は740iが1,217万円~、750iが1,485万円~、750Liが1,649万円~となっており、750iと750Liの納車は来年1月開始を予定している。
また、来年を目処に最大航続距離約40kmのEV走行が可能なPHVモデルもラインアップに加えるそうだ。

強力なライバル、メルセデス・ベンツ『Sクラス』に挑むBMWのフラッグシップ、新型『7シリーズ』。
両車は80年代末期、突出した高品質ぶりと洗練された最新装備で、欧州勢を大いに驚かせた日本に端を発する『レクサス・ショック』の影響を色濃く受け続けており、そして遂には和製高級ブランドを唸らせるまでの装備を身に付けるようになった。
こうした“高級車”を巡る熾烈な“切磋琢磨”はこれからも続きそうだ。
【参考・画像】
※ 最も革新的なラグジュアリー・セダン「ニューBMW 7シリーズ」を発表 – BMW
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