机上の空論ではない

無論、机上の空論というわけではなく、実際に大阪府立大学が20名の女性を対象に行った実証実験では、就寝から睡眠までの時間が平均15.8%短縮し、深い睡眠に至るまでの時間も、16.6%短縮されたとのことだ。
それも当然、大阪府立大学名誉教授であり、睡眠障害の改善研究の第一人者とも言われる清水教永氏が、この『Sleepion』の理論的なサポートを行っているのである。
プロジェクトのメンバーも社会経験をしっかりと積んだ人が多く、突然現れたスタートアップとは違い、様々な経験の裏付けの元に、こういったデバイスを開発したということがうかがえるだろう。
『Sleepion』は現在クラウドファンディングサイト『Makuake』で資金調達中で、19,800円の出資で1台手にすることができる。
睡眠はまだまだ開拓の余地がある分野だ。様々なデバイスがまだまだ出てくることが予想されるだろう。
その中でどういったデバイスが生き残って行くのか。今後も目が離せない。
【参考・画像】
※ さわやかなめざめには、心地いい深い眠り。音と光と香りで快眠へ Sleepion – Makuake
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