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牛丼はかっこいい!インドネシアの若者に浸透する「YOSHINOYA」

吉野家1(澤田オフィス提供)

“その店”は、あの街にも必ずある。

今年に入り、日系フード関連企業のインドネシア進出が過熱化している。

今までは“日系進出企業=重工業関連企業”というイメージが強かったが、今後は飲食・サービス関連がインドネシアでの出店攻勢を強めていくだろう。実際に、日本で馴染みの看板がジャカルタ市内にも増えている。

もともと、和食は世界的に人気のある料理だ。インドネシア市民も日本の味を愛し、貴重な小遣いと時間をそのために投じている。

そしてその話をすると、多くの人からこのようなことを聞かれる。

「それじゃあ、インドネシアで一番成功している飲食企業は?」

その質問の答えは回答者によって違うと思うが、少なくとも筆者はこう答えている。

「それは間違いなく、吉野家だ」