ベルト部分で機能を拡張できる画期的アイデア
では『BLOCKS』はどのように機能をカスタマイズできるのだろうか。その答えは腕時計のベルト部分に隠されている。
ベルト部分のコマ1つずつに、ICチップやセンサーモジュールなどが組み込まれており、ユーザー自身が付け替えることによって必要な機能を選択することができるのだ。

例えば、下の画像をご覧いただきたい。

位置情報を、スマートウォッチ上で表示できるようになるGPSを搭載したベルトのコマや、心拍数を計測できるコマ、あるいは追加のバッテリーが搭載されたコマ、また非接触型のクレジットカード端末と通信できるようになるNFCを積んだコマなどが、初期の段階では用意されている。
今後は、通話やメールをできるようになるSIMカードのスロットがあるコマや、ジェスチャーによってスマートフォンのロックを解除できるようになる“フィンガーポイント”と呼ばれるコマなどが追加される予定である。
機能数は、将来的に開発予定のものを合わせると15の機能を選ぶことができるような設計となっている。
iOSとAndroidに対応
ちなみにベルトを付けないと機能がないという訳ではなく、腕時計本体の“コア”と呼ばれる部分にもいくつかの機能がある。
スマートフォンの通知を表示したり、音声入力によるアプリの立ち上げなどができる。
バッテリーは通常の稼働で1.5日程度持つようになっている。iOS(iOS8.0以降)とAndroid(Android4.0以降)に対応しており、iPhone4S以降のiPhoneやLG、ソニー、サムスン、HTC製の端末での作動を検証済みとのことである。
またスマートフォンから文字板のデザインなども変更可能なので、気分に合わせて楽しみたいところだ。
本体はブラック、ホワイト、レッドの3種類から選ぶことができる。
