日常的な動作でデバイスをコントロール
そのアイテムとは『Elbee』というイヤホンで、現在クラウドファンディングサイト『Kickstarter』にて出資を募っている。

まず『Elbee』のボディはイヤホンというより、補聴器やカスタムIEMなどの耳型を取って作るものに形状が近い。
イヤーピースはBOSE社の『StayHear』のような形状のものが使われており、密着力と遮音性が高く、長時間の使用でも疲れにくい造りとなっている。
最も気になるのは音質だが、バランスド・アーマチュア型のドライバにノイズキャンセリング機能という、海外で流行になりつつある組み合わせで、音質とコストパフォーマンス両方を重視しているようだ。

ここまでは通常のワイヤレスイヤホンと何ら変わりはないが、この『Elbee』の驚くべき点は“操作方法”という部分にある。
『Elbee』の内部にはマイクやスピーカー、バッテリーやプロセッサーの他に“特殊なセンサー”が埋め込まれている。
このセンサーによって首を傾けたり、頭を動かすことでスマホやBluetoothで繋いだデバイスのコントロールが可能となり、一切手を使わない状態で音楽や通話などを行うことができるという。

また、専用のアプリではセンサーのON、OFF、アクションごとの動作の設定やイコライジングなどが出来るようになっているので、ユーザーごとに細かく本体のカスタムをすることも可能だ。
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