
エンジンとモーターを併用して走行する、ハイブリッド車(HV)に充電機能を付加したPHV(プラグインハイブリッド車)が特に欧州で人気だ。
PHVの一番の魅力は、電気自動車(EV)同様に、静粛で快適なモーター走行がHVよりも長く楽しめる上に、エンジンを搭載しているため、バッテリー残量が少なくなっても充電スポットを探す必要が無く、安心してドライブを楽しめるところ。
早い話がHVやEVの“いいとこ取り”をしたようなクルマだ。
そうした背景から、メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、VW、ボルボなどが相次いでPHVを導入しはじめている。
折からのVWによるディーゼル排気ガス認証擬装問題を発端に、クルマの電動化に弾みがつきそうな状況の中、欧州勢はPHVについてどのような考えを持っているのだろうか。