
筆者は子どもの頃、F1が好きだった。新聞のテレビ欄に「F1中継」という文字があると、必ずその時間にテレビの前に座ったものだ。
アイルトン・セナは、もちろん幼い筆者にとってのヒーローだった。
そしてセナといえば、今でも紅白のツートンカラーというイメージが抜けない。マクラーレン時代のマシンのカラーリングだ。
あれは別にマクラーレン固有の色ではなく、タバコメーカーとの契約でそうなっていたということは当時の筆者には分かるはずもない。
それを振り返ると、時代は変わったものだ。もし今、あのツートンカラーのマシンを走らせたら様々な団体から抗議が来るだろう。社会の禁煙化はそれだけ進んでいる。
もちろん、我が国日本も例外ではない。