コンパクトSUVはじめ、コンセプトカーがずらり
コンパクトSUVやクロスオーバーは、今や世界的に人気のモデルだ。
その次世代コンセプトカーにハイブリッドシステムを搭載したクルマを、トヨタや日産が発表している。
まず、日産の『GRIPZ CONCEPT』。
ジュークの後継? とも思えるクロスオーバースタイルが目を引くモデルだ。
ガルウイングタイプのフロントドアとスーサイド式リヤドアを持つ2+2タイプのボディを採用。
パワートレインには、EV技術をベースにしたシリーズ・ハイブリッドEVシステム『Pure Drive e-Power』を搭載する。
これは、ガソリンエンジンで発電した電気で電動モーターを駆動させることができるもの。
三菱アウトランダーPHEVなどでは、すでに採用されている技術とほぼ同じものだ。リーフと同じ大容量モーターを搭載し、電動モーターのみでの走行でも、リニアな加速が楽しめる。
一方、トヨタの『C-HR Concept』は、ダイヤモンドをモチーフとした、コンパクトでスピード感溢れるスタイリングを採用したモデルだ。
ハイブリッドシステムに採用されるモーターや電池は、可能限りの小型化を敢行。
エンジンも40%以上の熱効率化を施すことで、さらなる低燃費を追求している。
全長は4,350mm×全幅1,850mm×全高1,500mm。2016年には、さらに市販仕様に近づけたモデルも発表されるというから、今から楽しみだ。
ほかにも、ホンダの新型『NSX』。
スバルの『VIZIV FUTURE CONCEPT』。
フォルクスワーゲンの『TIGUAN GTE CONCEPT』。
などなど、ハイブリッドシステムを搭載したコンセプトカーはかなり数が多い。
また、ホンダの『NEOWING』のように、3輪車のハイブリッド車も登場。
バイクの加速感と3輪による安定性、ハイブリッドによる高い燃費性を併せ持つ注目モデルだ。
Next 参考出品や市販予定車にも多数