スマートフォンやタブレットは、確実に我々の暮らしを変革させた。
一つ例に取ると、本だ。スマホやタブレットを介した電子書籍というものが普及すると、社会のペーパーレス化が一気に進んだ。
少し前までは「版権を脅かすペリー艦隊」と見られたKindleも、今ではそのシェアを着実に伸ばしている。それ以外の電子書籍サービスも、機能をより使いやすく充実させることで液晶画面の中に定着した。
だが、スマホが普及しているにもかかわらず、そうした電子書籍サービスが未発達の国も存在する。インドネシアがそうだ。
それ故に、この国の電子書籍市場は広大なフロンティアが広がっている。