現場作業員とロボットスーツ
ご存知の通り、2020年は東京オリンピックという一大イベントがある。それに向けた首都の建設作業は、現在急ピッチで進められている。
『HAL』はここでも大活躍中だ。現場作業員の最大の敵である腰痛を防ぐため、『HAL』を試験導入する企業が増えている。
その恐怖がなくなるとしたら、これほど素晴らしいことはない。
※ ロボットスーツ、建設現場で装着 導入実験で「楽しい」 – YouTube
介護の現場でも
日本は高齢化を迎えている。その中で高齢者介護の分野は、見方を変えれば“右肩上がり”の産業だ。
だが介護職員も、その仕事に絡む労力は現場作業員と大差ない。まさに“パワー職種”と表現してもいいくらいだ。総合格闘技の世界とつながりのある筆者も、普段は介護士として働きながら活動を続けている選手を知っている。
どこの施設もそれくらいのフィジカルエリートを欲しているという現実があるのだ。
だからこそ、ロボットスーツの導入がより急かされている。このロボットスーツさえあれば、ごく普通の女性でも、総合格闘家並みのパワーを得ることができるのだ。
※ 大和ハウスがロボットスーツ「HAL」の新商品を発表 – YouTube
今年2015年は、まさに“ロボットスーツ元年”と言えるだろう。
【参考・画像】
※ ロボットスーツHAL、日本で医療機器として承認へ – 日経デジタルヘルス
※ My Life Graphic / Shutterstock
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