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パリは燃えていない。SNSが伝えた「テロに屈しない心」

SNSが対策に動く

この一連のテロ事件で、SNSの社会的役割が再びクローズアップされるようになった。

まず一番に動いたのは、Facebookだった。2011年の東日本大震災の時にローンチされた安否確認ツールを改良し、それをパリ市民に提供したのだ。

これは家族や友人からの知らせを求める人々の通信回路となったが、同時に批判も起こった。なぜ中東やアフリカのテロ事件では、この機能が導入されなかったのかと。

マーク・ザッカーバーグはそれに応え、今後は世界中の事件にも安否確認ツールを導入すると話した。いずれにせよこれは、今やSNSは社会インフラと化しているという何よりの証拠である。

またGoogleも、音声通話機能“ハングアウト”を使ったフランスへの通話を無料にしている。ハングアウトは最近、Google+から独立してアプリのメジャーアップデートも施した。

それから間もない頃に受けたテロ事件の衝撃は、図らずもハングアウトの重要性や今後の可能性を示唆する結果になった。