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パリは燃えていない。SNSが伝えた「テロに屈しない心」

トリコロール画像の意味

事件が起きてから、Facebookではプロフィール画像にフランス国旗を重ねることができる機能も設けた。これには賛否両論ある。

パリでああいうことが起きたからといって、他国の国旗をプロフィール画像に持ってくるのは短絡的ではないかという批判も聞かれる。

このことに関して僭越ながら筆者の意見を言わせていただければ、半透明のトリコロール画像は肯定的に捉えてもいいのではないか。

理由は二つある。一つは「ISの蛮行は許せない」という意思表示が簡単に行えること。筆者は今、イスラム教徒が国民の大半を占めるインドネシアに滞在しているが、インドネシア市民の間でもトリコロール画像がちょっとしたブームになっている。

これは「私はイスラム教徒だが、ISは絶対に許せない」というアピールに他ならない。

もう一つは、一時的にでもネット世界をトリコロールで埋め尽くすことで、IS側の流すプロパガンダフォトを下に追いやることができるからだ。

フランス人でないものがフランス国旗を掲げることが善か偽善かは、あまり重要ではないはずだ。「自分たちは包囲されている」という事実をISに自覚させることこそが、唯一にして最大の目的ではないのか。

世界は蛮行を許さない。SNSの存在によって、それが明確なものとなっている。市民の意思表示こそが究極の武器なのだ。

 

【参考・画像】

Facebookが安否確認機能の提供を拡大、パリ同時多発テロ受け – 産経アプリスタ

パリ同時テロ、ソーシャルメディアの役割拡大 – ウォールストリートジャーナル

【パリ同時多発テロ】「避難先に困ったら、うちにおいで」Twitterで呼びかける #PorteOuverte – ハフィントンポスト

※ LUKE / PIXTA

※ Iriana Shiyan / Shutterstock

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