ホンダから遂に市販モデルのFCVが登場
一方、FCV開発の双頭であるホンダは、東京モーターショー 2015でFCV市販モデル『CLARITY』をワールドプレミアした。
トヨタ『MIRAI』との違いは、次期レクサスLS同様、FCパワートレインを、V6エンジン並みにコンパクト化してフード内に集約した点で、これにより大人5人が快適に座れるキャビンスペースを確保している。
FCスタックのスペックはほぼ同等ながら、モーターの最高出力は『MIIRAI』の113kWに対して130kWに高められており、一充填当たりの航続距離は『MIRAI』の650kmを上回る700km以上としている。

価格は『MIRAI』の、723.6万円に対して約42万円高の766万円(共に税込)。2016年3月に発売予定だ。
こうして、年内に大手2社から市販版のFCVが出揃った訳だが、肝心の水素ステーションの整備状況はどうなっているだろうか。