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【インドネシア市民と日本観光・前編】四季への憧れを胸に

大盛況のトラベルフェア

澤田オフィス提供

 

11月20日から3日間に渡り、ジャカルタ市内のショッピングモールで“ジャパン・トラベルフェア”が開催された。

これは言わば、旅行商品の即売会で、観光関連各社の臨時ブースには大勢の来客が押し寄せた。インドネシアの消費者は、これと思ったものを即断で購入する。このイベントでも様々なツアープランや航空券が飛ぶように売れた。

日本には四季があり、夏はインドネシアと変わらず高温多湿だが、冬には雪が降る。秋には紅葉というものが見られ、そして春に桜が咲く。日本人にとっては当たり前の自然現象だが、インドネシア人にとっては夢にまで見た異国の幻想的な風景なのだ。

そして、経済先進国日本を象徴するインフラ整備も観光の見どころとなっている。JRが外国人向けに発行する特別乗車チケット“ジャパン・レールパス”も、このイベントでは大変な注目を集めた。

何だかんだで日本の新幹線は、現地市民の憧れの的だ。

澤田オフィス提供

 

インドネシア人にとっての海外旅行は、数年前まで“アッパークラスにしかできない贅沢”だった。いや、今でも気軽にできるものではない。だがそのハードルは確実に下がっている。

ミドルクラスの市民が、日本旅行を本気で考える時代となったのだ。