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【インドネシア市民と日本観光・前編】四季への憧れを胸に

雪に憧れる市民

ジャパン・トラベルフェアと同時期に、日本からジャカルタへ総勢1,000人もの大型交流団が派遣された。

この交流団の主目的は、観光客の誘致である。だから観光関連企業の経営者がこの交流団には多く参加した。だがそれ以上に強い存在感を発揮していたのは、地方自治体の観光局職員だ。

11月、日本ではこれから冬に向かう。雪に強い憧れを持つインドネシア市民は、旅行時期を2月頃にする場合が多い。HISが配布していたパンフレットを見ても、スキーツアーのパッケージ企画が前面に押し出されている。行き先は北海道、長野、そして福島。

交流団派遣の時期が11月下旬に設定された理由は、筆者には知り得ない。だがもしかしたら、こうしたことも要因にあるのでは……と何となく考えている。いずれにせよ、スキーシーズンを間近に控えた頃合いのトラベルフェア開催は正しい選択だった。

こうしたことは、地方自治体にとっては歓迎すべき現象である。「我が町にはスキーリゾートがある」という点を活かし、海外で大々的なPR活動を行なうことができる。

特に日本のスキーリゾートは、バブル崩壊後の不況時代に被ったダメージが未だに残っている。今はそれを修復するチャンスが訪れているのだ。

後編につづく。

 

【画像】

※ Norikazu / Shuttertstock

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