
ショウワノートという会社が、イマ非常に熱い。
この会社の目玉商品といえば、やはり『ジャポニカ学習帳』だ。昆虫や植物の写真を表紙にしたノートは、文房具店の“看板娘”でもある。
その時点で、ショウワノートは我々日本人の日常内に完全定着した企業だということが分かる。「いつもどこかで必ず見かける社名」というのはすごいことで、それはその会社がある一分野で他の追随を許していないという証である。
だがショウワノートの場合はそれに加え、新製品開発の努力を惜しみなく費やしている。それはすでに事務用品という枠組みを越え、一般人の目を、常に楽しませてくれるものを世に送り出している。