京浜急行電鉄が新設した着席保証列車

京浜急行電鉄は、12月7日の月曜日から、朝のラッシュ時でも必ず座れる着席保証列車『モーニング・ウィング号』を新設した。
必ず座れると言っても、300円の着席整理券を別途購入できた人に限るので、“駅構内入場者全員が座れる”、というわけでは無い。
しかし、都内への長距離通勤をする人にとっては朗報だろう。しかも『モーニング・ウィング号』は、ゆったりとしたクロスシートで、通勤時間をくつろいで過ごせそうだ。
寝るも良し、読書するも良し、ノートブックパソコンで一仕事するも良し。周りに迷惑を掛けなければ様々な通勤時間の使い方が考えられる。
この『モーニング・ウィング号』は、朝のラッシュ時に2便用意される。
ただ、途中停車駅が横須賀中央・金沢文庫・上大岡であり、かつて同電鉄を利用していた私から見ると、なぜ久里浜や横浜に停車しないのか、少々疑問が残る。
実は、同電鉄が着席保証列車を走らせるのは初めてでは無い。既に、1992年から平日の夕方のラッシュ時には下り線で『ウィング号』を走らせていた。
今回はその出社版(上り版)となるわけだ。