IT/テック

【未来探訪#005】3DプリントとIoTで「ものづくりの民主化」に挑むスタートアップベンチャーKabukuの挑戦

世界30カ国の3Dプリント工場と提携

「(Kabukuは)半分IT業で、半分が製造業です」

と、語る稲田代表。お話の前に、主な事業内容を簡単に紹介しよう。

2013年に設立されたKabukuの主力サービスは、『rinkak(リンカク)』。3Dプリンターのデジタル製造技術を、誰にでも使えるようにするプラットフォームだ。

これは、さらに大きく分けて次の3つがある。

 

■1:B to Factory(rinkak MMS & PPP):デジタル工場のプラットフォーマー

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世界30カ国の産業用3Dプリント工場とネットワークを繋ぎ、工場の遊休期間などでも稼働できるような最適な送客を実現。

また、3Dプリンターによる製造に必要な、見積もりやデータの解析・修正、製造管理など、全ての業務機能をワンストップで行えるソフトウェアの提供も行っている。

 

■2:B to B(rinkak BUSINESS):小~中ロット商品の受注・製造など

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対企業向けの様々なソリューションを提供。

注目の事例としては、トヨタと共同で行っている『OPEN ROAD PROJECT×rinkak』がある。

これは、トヨタが発売を予定するパーソナルモビリティEV『i-ROAD』のエクステリアパーツを、ユーザーが好みに応じてカスタマイズできるサービスだ。

フロントカウルカバーやドリンクホルダーなどを、ユーザーが思い思いのデザインやカラーで、簡単に作ることができるソリューションとなっている。

 

■3:B to C(rinkak MARKET PLACE):3Dプリントプロダクトの製造・販売

MARKET PKLACE

 

個人がデザインしたプロダクトを3Dプリンターで製造。それをそのままコンシューマーに販売できるサービス。

開始後わずか2年で、アジア最大のマーケットに成長。

3Dデータの作成や変換、解析や修正などが、誰にでも簡単にできるソフトウェアも開発した。