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若いうちからサッカーでヘディングをしすぎると危険?脳震とうの長期的なダメージとは

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米サッカー協会が11月、子どものヘディングについての新たな指針を発表したことが話題になった。

10歳以下の子どもはヘディング禁止、11~13歳の子どもは練習中のヘディングを制限することになる。

アメリカでは、アメリカンフットボールやホッケーなどで、選手の衝突による脳しんとうが問題になり、訴訟に発展するケースも増えている。頭とは異なるが、日本でも学童野球において、肘や肩を壊さぬよう変化球が禁止されている。

今回の規定も、米サッカー協会やユース・サッカー協会などを相手にした裁判がきっかけとなったという。

多くのサッカーファンを驚かせた今回の決定。実際にプレー経験がある人の中には、自身の経験からヘディングの危険性がピンとこない人もいるのでは。

そこで今回、若年層の脳震とうがもたらす脳へのダメージについて考察してみたい。