「セコムドローン」発進!
警備サービス大手セコムが、世界初のドローン監視システムの提供を開始した。
この『セコムドローン』は、不審者ならびに車両を確認するとポートから発進し対象を内蔵カメラで捉えるという仕組みだ。

たとえば、『警察24時』のようなテレビ特番で“防犯カメラに映る犯人の映像”というものがよく出てくるだろう。だがそれらは決して鮮明とは言えない映像である。防犯カメラの性能は年々向上しているとはいえ、特に夜になると“犯人らしき人物”の顔形まではっきり映し出すのは困難で、監視カメラには死角もあり範囲の限界がある。
だが、ドローンを使うことで、対象となる人や車両に接近して容姿や車種、ナンバープレートなども確認することができる。

ドローンポート設置などに要する初期費用は80万円から。月額利用料は最低5,000円である。
実はこの『セコムドローン』、当初の予定ではもっと早くにサービス提供が開始されるはずだった。
それが改正航空法検討の影響で延期され、新法施行の翌日に正式リリースされたのだ。
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