
慢性的な関節炎や腰痛のある人に朗報だ。
イギリスのウェスト・ミッドランズ州コヴェントリー市にあるウォーリック大学と、同大学のスピンアウト企業であるMedherant社は、世界で初めて、正確に一定の量の薬を皮膚から浸透させることが可能な、イブプロフェンのパッチを開発した。
このパッチは、粘着性がある透明なパッチで、皮膚を通して直接痛みに対してイブプロフェンを長時間一定量で加え続けることができる。その時間は12時間継続可能だ。
そしてこの開発は、有害な量のイブプロフェンを服用することなく、慢性的な腰痛や関節炎、神経痛の痛みを長時間取り除く鎮痛剤として、店頭で販売される可能性を開いた。