来るべき2020年東京五輪に向けて
2020年といえば説明するまでもない、東京五輪の開催年である。臨海地区を中心に開発が進み、日本各地でジワジワとインバウンドが増加している。
直感的に操作できるというメリットは、今後2020年に向け、ますます増えるだろう訪日外国人観光客にとって、この『AIプレート』は、非常にありがたい存在となりうるだろう。
そして衛生面のメリットは、前述のような医療の場面に留まらない。我が国日本の誇るべき食文化を支える“SUSHI(寿司)”、特に進化を遂げる回転寿司チェーンでの活躍も期待される。
堀江氏は以下の様な例を挙げた。
<タッチパネル式の注文方法を導入している回転寿司チェーンでは、箸だけでなく手で食べる多い寿司の食べ方において、筐体を持つタッチパネル操作を挟むのは、やはり衛生面で不安があります。
しかし、これが『AIプレート』によるパネルに置き換われば、衛生的にも安心。しかも箸使いが苦手な外国人観光客にとって、一石二鳥となります。>
このように、企業向けにもコンシューマー向けにも活躍の場があり、そしてそれは日本の“おもてなし”を推進する一助になりうるのが『AIプレート』最大の特徴だろう。
東京都港湾局との提携も進め、観光案内等における導入を図るほか、各社・各店舗においてデジタルサイネージ導入を推進する方針とのことだ。
次のCEATECでは、どんな技術が実現されているのか。また、2020年の街なかの様子はどのように変化するのか。
今から待ち遠しい。
【参考・画像・取材協力】
※ アスカネット
【動画】
※ ASUKANET AIPLATE 紹介動画 – YouTube
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