ペン型の容器にふりかけを入れただけ
『ゆかり』を知っている人は多いと思うが、『ゆかり ペンスタイル』は知らなかった、という人が多いのではないだろうか。
それもそのはずで、どこにでも売っているわけではなく、銀座にある広島県のアンテナショップと同県内の道の駅『舞ロードIC千代田』でしか販売されていなかったからだ。
他には同社のネットショップ上で販売している。
『ゆかり ペンスタイル』はシンプル過ぎる商品で、『ゆかり』を長さ14センチで直径1.5センチのペン型の容器に入れただけの商品だ。ただし、ペン先に穴が空いているので、ペン先をご飯の上で振れば、何処でも使える携帯性の高いふりかけ容器になっている。
しかし、容量は6グラムなので、たくさん使う人であればすぐに補充が必要な量かもしれない。
そんな地味でシンプルな商品だが、発売されたのは昨年の11月だった。
当初は工場の空きスペースで手作業で生産していたため、1日に100個程度を作っていただけだったが、Facebookで紹介したところ、ネット上で拡散されるほどの人気となった。
それで生産量を上げるために自動化を進め、現在では1日に800個程度生産できるという。
しかし、すぐに品切れになってしまう。
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