何がヒットするか分からない
そもそも同社は『ゆかり ペンスタイル』をヒット狙いで開発したわけではなかった。
単に、同社社長が毎日使うため、持ち歩けるようにと試作したものらしい。
丁度良い具合に、同社にはお茶屋さんが、粉末茶を持ち歩くために開発した容器があった。それに『ゆかり』を入れてみたということだ。
ところが社長がクラブで焼酎を飲むときに『ゆかり ペンスタイル』を使って、焼酎に『ゆかり』を振りかけているのを見たクラブの人達が欲しがり、商品化することになったという。
それで、手作業で細々と生産を始めたのだがテレビやネットで取り上げられると、いきなり爆売れしてしまい、ネットショップでは注文を締め切らねばならない事態になってしまった。
世の中、何がヒットするかわからない。大金を費やして企画・開発しても、全く市場が反応しないことも多いのだ。
しかし、テキトー(失礼)に生み出された商品が、消費者に大受けしてしまうこともあるのだ。
ただ、テキトーとは言っても、きっかけは社長が必要としていたのだから、無理矢理捻り出したアイディアではない。
この辺りに、ヒット商品の生まれるヒントがあるかもしれない。
【参考・画像】
※ 今朝のNHKおはよう日本をご覧になられましたか?… – ゆかり(R) 三島食品(Mishima Foods Co., Ltd.)
※ 三島の通販で「ゆかりRペンスタイル」のご注文をたくさんいただきましてありがとうございます。半日で一… – ゆかり(R) 三島食品(Mishima Foods Co., Ltd.)
※ 「ゆかりRペンスタイル」情報… – ゆかり(R) 三島食品(Mishima Foods Co., Ltd.)
※ ささざわ / PIXTA
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