
このところ、スペシャリティコーヒーやクラフトビールなど、こだわりの食品が注目を集める米国、西海岸。そこから、また新たな食のクラフトムーブメントが起っている。
それは『Bean to Bar』と呼ばれる、新しいチョコレートのジャンルだ。
一般的にチョコレートは、生産地で大量購入されたカカオをブレンドし、乳製品や砂糖などを加えて作られることが多いが、『Bean to Bar』は、小規模生産のカカオとさとうきびシュガーだけを使い、乳製品や添加物を一切加えず、シンプルな製法でチョコレートバーに加工する。
ブレンドせず、1種類の産地のカカオビーンズだけを使う(シングルオリジン)ため、豆の味がストレートにチョコレートに反映される。つまり、 “豆が命”のチョコレートなのだ。
この『Bean to Bar』のチョコレートファクトリー&カフェとして、サンフランシスコのミッション地区にある人気店『DANDELION CHOCOLATE』(ダンデライオンチョコレート)が2016年2月、日本にやってくる。
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