レクサス「LFA」に採用したCFRP材でボディを軽量化
エクステリアではエンジンフード、ルーフパネル、ラッゲージドアが軽量なCFRP(炭素繊維強化樹脂)製に改められており、フード上面にはエアダクトを備える。
フロントバンパーやボディサイド下部、フェンダーサイドのダクト部などにフィン状のエアロパーツが設けられている。
リヤサイドウインドウやバックウインドウは、ガラス製から軽量な樹脂(ポリカーボネート)製に改められている。
テールには大型リヤウイングが聳え立っており、マフラーがセンター1本出しとなったことで、バックアップランプがリヤディフューザーの両側に移設されている。

インテリアでは、3連メーターの全てがホワイト地で、表示ロゴの字体がオリジナルの『86』とは異なっており、“GRMN”のロゴが入るなど、専用仕様となっている。

リヤシートを撤去した2名乗車仕様で、専用スポーツシートや小径ステアリングの採用などで、ドライバーの操作性を追求。

1月4日からWebで先行受注
1月4日(月)正午(12:00)から22日(金)までの間でWebによる受付を行い、応募多数の場合は抽選により購入者を決定する流れになっており、648万円で販売される。
ちなみに『86“GRMN”』は、ホワイトボディ状態でトヨタの元町工場に持ち込み、各種パーツの組み込みや塗装を行なうそうだ。
CFRP製パーツには以前に同工場で製造されていたレクサス『LFA』のノウハウが投入されている。
『86“GRMN”』のボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン1 色で内装色はブラック基調。
実車は、昨年12月18日から東京・銀座の一角に開設された『TOYOTA GAZOO Racing PADDOCK in GINZA』に、1月11日まで展示されている。
また、『東京オートサロン』では、2016年1月15日(金)~1月17日(日)の3日間、幕張メッセ(東8ホール)で展示される予定だ。
豊田章男社長が言うところの「道が人を鍛え、クルマを鍛える」の精神に基づいて開発、TOYOTA GAZOO Racingが自信を持って送り出す“究極のハチロク”の登場だ。
【参考・画像】
※ TOYOTA、86“GRMN”を100台限定発売 – TOYOTA Global Newsroom
※ 東京オートサロン2016(TOYOTA GAZOO Racing)
【動画】
※ 86GRMN Born on Nürbrugring – YouTube
※ 86GRMN IMPRESSION: Driving 86GRMN on Nürbrugring – YouTube
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