運転中によそ見する危険が激減
透過スクリーンには、他にも、クルマの走行速度などを表示することもできる。
つまり、視線移動が少なくて済むヘッドアップディスプレイ的な役割もしてくれるのだ。
クルマの様々な情報を、運転中にできるだけ前方から視線を動かさずに認識できることは、事故の軽減にかなり貢献するはずだ。
自動停止機能が付いているクルマでも、時速50km以上で走行している場合は、事故回避はドライバーのハンドル操作が重要だと言われている。
ドライバーが、いかに危険を早めに察知するかが、事故を起こすかどうかの分かれ目になるのだ。
そんな意味で、最新の“スマートなクルマ”であってもなくても装着でき、『よそ見運転』の度合いが確実に減るこのデバイスは注目。
まだ、価格やリリース時期は未定だが、製品化が実現すればかなり注目の製品になることは間違いない。

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