
筆者はフリーライターとして収入を得ているが、同時に日本国外では格闘技選手として活動している。大した実績のない三流選手だが。
そんな筆者がここ数年常に感じているのは、“エナジードリンクのメーカーの資金力”である。
格闘技に限らず、ある一つのスポーツがその普及のためにイベントを開催するとしたら、やはり先立つモノが必要になってくる。同じ組技格闘技でも柔道やレスリングは、大手企業がスポンサーになってくれるが、グラップリングというマイナー競技にそれは見込めない。
だが、エナジードリンクメーカーは、その主目的が商品の宣伝とはいえ、マイナー競技にも積極的にサポートしている。特にエクストリームスポーツに関しては、敢えて悪く言い換えれば“誰も知らなかった超マイナー競技”が多くを占める。
それらに一般人の目を向けさせた功績は、もはや否定できない。
だがその一方で、エナジードリンクの問題性が提起されている。
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